『保険の勉強をしていくと、どうしても税金の話がでてくるんだけど、税金って聞いただけで「難しそう」って思っちゃうのよね…。』
『保険と税金は密接に関係しているから仕方がないよ。税金にも色々あるけど、所得税や住民税、相続税や贈与税が主に関係してくる。』
『やっぱり難しそうね…。でもきちんと勉強しなきゃ。』
『頼もしい発言だね。何回かに分けたほうがいいだろうから、今日は所得税・住民税の中でも生命保険料控除について勉強しよう。』
『生命保険料控除って年末出すとに税金が安くなるやつ??』
『まぁそんな感じ。生命保険料控除は平成24年から新制度になったこともあって、混乱している人も多い。整理をしながら、改めて説明をしていくよ。』
■生命保険料控除
1年間に払い込んだ生命保険料のうち、一定金額が契約者(保険料負担者)のその年の所得から差し引く(控除する)ことが出来る制度『一般の生命保険料控除』と『個人年金保険料控除』に大別され、平成24年1月1日以降の契約については、これら2つの控除の他に『介護保険料控除』も追加される。
『生命保険料控除は平成23年12月31日までに契約したか、平成24年1月1日以降に契約したかで制度が変わるんだ。』
『最近契約した人は要注意ってことね。』
『さらに平成23年12月31日までに契約した人でも、平成24年以降に更新を迎える場合は、その年から新制度が適用となる。そのあたりは少々複雑だから、保険会社に聞くか、プロに相談してほしい。』
■制度の概要(平成23年12月31日までに契約)
■制度の概要(平成24年1月1日以降の契約)
『それぞれの控除名の意味はなんなの?』
『おっと、説明していなかったね。旧制度と新制度では中身が若干違うんだ。今回は新制度のほうで説明をしよう。』
■一般の生命保険料控除
生存または死亡に基因して一定額の保険金、その他給付金を支払うことを約する部分にかかる保険料
■介護保険料控除
入院・通院等にともなう給付にかかる保険料
■個人年金保険料控除
個人年金保険料税制適格特約の付加された個人年金保険契約等にかかる保険料
※傷害特約や災害割増特約などの保険料は対象外となります。
『保険料控除を受けるには生命保険料控除証明書というものを提出する必要があるんだけど、通常は毎年10月くらいに保険会社から送付されてくる。会社員の人はそれを勤務先に提出すればOKだし、自営業の人は証明書を持って確定申告すればOK。』
『なんか複雑にみえるけど、知っておくと便利なものだし、きちんと覚えておかなきゃね!』
『まぁ分からなくなったら保険会社やFPに聞けば教えてくれるから、心配しなくて大丈夫だよ。』
